活性酸素について
活性酸素とは、私たちの取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことで、身体の免疫機能を維持する一方、増え過ぎると疲労や老化の原因につながるとされているものです。
人間は体内にプラス電子とマイナス電子を持っていて、この2つがあって初めて細胞が動きます。
活性酸素は体内からマイナス電子をうばっていくので、細胞が動かなくなります。
日常の食事やストレスから体内で活性酸素が増える
細胞が動かなくなり身体が錆びていく
糖尿病や脳卒中、がん、心臓病等の成人病(生活習慣病)になる
活性酸素を発生させるということは癌を育てることに繋がります。
活性酸素を発生させるもの
- 小麦、パスタ
油もの(オメガ以外) - 食品添加物
保存料、防腐剤 - 不安・イライラ
- 酒・タバコ
活性酸素を抑えるもの
- 十分な睡眠
- 禁煙・禁酒
- 適度な運動
- バランスの取れた食事
このように、現代のほぼ全ての食べ物に含まれているだけではなく、怒る、不安になるなどの気持ちも活性酸素を発生させます。
日常的にバランスの取れた食事を心がけ、安全なビタミン・ミネラルをしっかり補給して、糖分を控えることで、活性酸素を抑えることができます。
人間が必要とする
3大栄養素について
たんぱく質は、体を作る構成要素。
酵素やホルモンなど体の機能を調節する大切な役割。
脂質は細胞膜やホルモンの構成成分として重要な栄養素。
ビタミンの吸収を助けたり、体温の保持、内臓の保護をする役割。
糖質は私たちの体を動かすために使われ、体温を保ったり、脳のエネルギー源になったりする重要な栄養素。
サプリメントなどを摂取しても何の意味もありません
足りないビタミンやミネラルを補うために、サプリメントなどを摂取する方が多くいます。
しかし、人工的に作られた栄養素は、体内でほとんど吸収できずに便や尿で流れていきます。
例えばビタミンのサプリメントを摂取して、尿の色が黄色くなった経験はありませんか?
サプリメントを摂取して、尿の色や便の匂いが変わるのは、分解できてない要素がそのまま出てきているからです。
また、サプリメントはアルコールや薬と同じく、肝臓で分解されて身体に必要な形に変換されるものがほとんどです。
そのため、サプリメントの摂取量が多い場合、肝臓に必要以上に負担がかかり、肝機能を落としてしまう可能性もあります。
腸内細菌について
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌などのバランスが大切と言われてきましたが、最近の腸内微生物科学では腸内の微生物は多様性が大切と言われています。
免疫の70%に腸内細菌が関係しており、身体に必要な様々なものを作っています。